航空・宇宙分野の最先端材料 CMC(セラミックス基複合材)の出展・セミナー開催が決定

リード エグジビション ジャパン(株)は、 2018年5月9日(水)~11日(金)にインテックス大阪で開催される「第3 [関西]高機能セラミックス展」内で、航空・宇宙分野の最先端材料であるCMC(セラミックス基複合材)の出展およびセミナー開催を発表しました。

◆CMC(セラミックス基複合材)とは?◆

セラミック繊維を配合することによって強度や靭性を強化した材料で、「軽さ」「強さ」「耐熱性」の面から、航空・宇宙分野を中心に注目が集まる次世代材料です。※1 経済産業省も、「次世代構造部材・システム技術に関する開発事業」として、平成29年度には27億円の予算を設定※2 しており、今後は自動車や発電など、種々の分野における高温構造材料への適用が期待されています。この盛り上がりを受け、2018年1月には国内の専門団体「CMCコンソーシアム」が発足※1 。今後、ますますの研究・活用に向け、熱い視線が注がれている材料技術です。

◆取材ポイント◆

◎JAXA(宇宙航空研究開発機構)による、CMCを使用した宇宙機用コアエンジンが出展・セミナーで明らかに!
◎海外航空機エンジンメーカー 大手のロールス・ロイスが、現在の技術開発動向をセミナーで公開!
◎CMCに特化した産・官・学による専門技術セミナーを3日間開催。

なかなか触れることのできない超最先端技術を、大阪で取材できます。
各社の動向を、ぜひ会場で直接ご取材ください!

《CMC(セラミックス基複合材)専門技術セミナー》

※敬称略。 2018年4月19日現在の情報。セッションの録音、動画撮影などは一切禁止させていただきます。都合により講師、プログラムの内容が変更になる場合、およびテキスト配布の無い講演もございます。あらかじめご了承ください。

◆出展製品 一部ご紹介!◆

(一部抜粋/展示会ホームページより引用)


セラミックス複合材料を使用した宇宙機用コアエンジン
JAXA(宇宙航空開発機構)

SiC/SiC燃焼器・ノズルを燃料噴射器に取り付けたコアエンジン


X線干渉計によるSiC系複合材料の非破壊検査画像
東京工科大学

赤矢印の位置にSiC系複合材料の内部に発生した微小亀裂を確認できる。X線干渉計を利用する事により、マクロスケール(数cm×数cm)の撮影でもセラミックス複合材料内部の微小亀裂の存在を検出できる。

…上記の他に「クアーズテック」「超高温材料研究センター」が出展を予定しています。(東京工科大学 ブース内)

《展示会 概要》

展示会名:第3回 [関西] 高機能セラミックス展
会 期:2018年5月9日(水)~11日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会 場:インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区南港北1−5−102)
主 催:リード エグジビション ジャパン(株)
同時開催展:第6回 [関西] 高機能フィルム展
      第6回 [関西] 高機能プラスチック展
      第5回 [関西] 高機能 金属展
      第2回 [関西] 接着・接合 EXPO
      第1回 [関西] 高機能 塗料展(通称:コーティング大阪)
出展社数:320社(合計/予定)
Webサイト: http://www.material-kansai.jp
出展社によるプレスリリース(随時更新中): http://www.material-kansai.jp/directory/release

※1 CMCコンソーシアム 公式WEBサイトより一部抜粋: http://www.cmcc.ne.jp/
※2: http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2017/pr/energy/e_sangi_b_21.pdf