みなさんこんばんは!宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!

知らない人が見たら「このタイトル宇宙と関係ないじゃん!」と思うかもしれませんが、今回は、野口宇宙飛行士とのコラボキャンペーンでも取り上げている『宇宙兄弟』の流れです!

宇宙兄弟を知っている人はピンときたかもしれませんが、作中に登場する伊東 せりか宇宙飛行士の夢の実現を現実のものにするための活動です。

まだ、宇宙兄弟を読んでいない方、読み始めでせりかさんの目標を知らない方は、ネタバレになる可能性もあるので、今すぐ宇宙兄弟を読んでください!

宇宙兄弟が好きで、せりか基金を知らなかった人はぜひこの記事を読んで頂き、少しでも多くの方に知ってもらいたいです。

ALSとは?

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、難病として指定されている、運動神経系が少しずつ障害をうけて使えなくなっていく病気です。
手、足、呼吸器に至るまで次第に自分の意思で動いていた体が言うことをきかなくなってきます。

日本には約9000人の患者がいて、謎が多く、治療法もまだ見つかっていません。

私は身近にALSの闘病している人はいませんが、宇宙兄弟で知るよりも前からこの病気の存在は知っていました。

介護職の知人から話を聞いた事があり、意識ははっきりしているのに、体を自由に動かせなくなり、瞬きや呼吸も自分の意思で行えなくなり、心も蝕まれてしまう恐ろしい病気です。

宇宙兄弟の中で、伊東せりか宇宙飛行士のお父さんがALSで亡くなってしまったことも、シャロン博士が患ってしまった事も本当に胸が苦しく、辛かったのを覚えています。

せりか基金とは

(©︎せりか基金)

宇宙兄弟に登場する、伊東せりか宇宙飛行士のお父さんが患って亡くなってしまった病気がALSで、未だに原因も治療法も解明されておらず、作中では伊東せりか宇宙飛行士はお父さんを奪ったALSをこの世から無くしてしまいたいと強く思い、地球上での研究よりも効果的な、無重力環境でALSの薬の為の研究ができるISS(国際宇宙ステーション)行きを希望し、医師と宇宙飛行士という2つの目標を叶え、歩み続けています。

(©︎せりか基金)

伊東せりか宇宙飛行士の夢を現実のものとして実現させるために、『せりか基金』では、チャリティーグッズの購入、または寄付による支援を集めています。

いただいた支援金は諸経費をのぞき、ALS治療薬開発のために使用され、年一度「せりか基金賞」にて選考した研究者へ治療研究資金として渡されています。

さいごに

せりか基金の支援をしたいと思っていただけた方は下記リンクからお願いします。

せりか基金 公式HP

公式ホームページにアクセスしてもらうと、さまざまな支援が可能なので、ご自分にあった方法で支援をお願い致します。

ALSを身近に感じていない私でも、宇宙兄弟の描写に心を締めつけられているので、闘病されている方や、身近に感じている方にとって、この『せりか基金』が力になっている事はホームページを見てわかりました。

できる限り多くの人にこの活動を知って頂き、少しでも早く治療方法が見つかることを切に願っています。

(©︎小山宙哉/講談社)