みなさんこんにちは🚀
宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!
日本の宇宙産業として嬉しいお知らせが届きました!
アストロスケール社が東京証券取引所グロース市場へ上場しました🚀
アストロスケールは世界的にみても宇宙デブリ事業においては先駆者だと思っているので、日本を代表する宇宙産業の1社です。
そのアストロスケールが上場したことにより、さらにIPOを目指す宇宙産業企業が増えていったり、すでに上場している企業が宇宙産業への参入をすることでさらに活性化することでしょう。
東京証券取引所グロース市場への上場に関するお知らせ
株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長兼 CEO:岡田光信、以下「アストロスケール」)は、本日、東京証券取引所グロース市場へ新規上場いたしました。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、創業以来当社グループを支えてくださったすべてのステークホルダーの皆様のご支援、ご高配に、心より厚く御礼申し上げます。
2013年の創業以来、アストロスケールはスペースデブリ(宇宙ごみ)の除去サービスの開発のみに特化した企業から、グローバルな軌道上サービスプロバイダとなるべく成長してきました。現在は、衛星運用終了時のデブリ化防止のための除去、既存デブリの除去、衛星の寿命延長、故障機や物体の観測・点検などのサービスの開発に取り組んでいます。これらを通じてアストロスケールは持続可能な軌道環境を促進するとともに、衛星運用者にとってのリスクを軽減し、ROI(投資利益率)を高め、ミッションの成功に貢献します。
2024年6月5日よりIRサイトを公開しました。各種IR情報は以下よりご確認ください。なお、新規上場承認に関する詳細につきましては、日本取引所グループのウェブサイト「新規上場会社情報」をご参照ください。
株式会社アストロスケールホールディングスIRページ:
https://www.astroscale.com/ir/jp/
日本取引所グループ「新規上場会社情報」ウェブサイト:
https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/index.html
アストロスケール について
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承するため、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止のための除去、既存デブリの除去、寿命延長、故障機や物体の観測・点検など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。本社・R&D拠点の日本をはじめ、英国、米国、イスラエル、フランスとグローバルに事業を展開しています。
アストロスケールウェブサイト:https://astroscale.com/ja/
あとがき
宇宙産業が盛り上がって、実際に宇宙空間への進出が当たり前になってきました。
宇宙から地球を観測する人工衛星データ事業、人工衛星や人を宇宙に運ぶ宇宙輸送のロケット事業、月面や宇宙ステーションなどの宇宙開発事業など宇宙空間には人類や人工物が増えています。
その中で、壊れてしまった人工物は宇宙空間を漂うゴミ(宇宙デブリ)になってしまい、今後の宇宙利用に悪影響を出してしまいます。
アストロスケールはそんな宇宙空間の正常化、さらに宇宙空間の安全な利用に欠かせない企業になるので、日本だけではなく世界中に浸透する企業になっていくことでしょう。