みなさんこんにちは🚀

宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!

もう今年も残すところ16日となった今日、ISS(国際宇宙ステーション)とリアルタイム交信での古川宇宙飛行士と学生のトークセッションがJAXAのYouTubeチャンネルにて配信されます✨

日本人宇宙飛行士がISSに滞在するタイミングで開催されているリアルタイム交信。
以前に、野口聡一氏が滞在していた時もイベントの告知を行い、いけだもYouTube配信を見ていましたが、抽選で選ばれた学生にとってはとても貴重な経験になり、忘れられないイベントになるんだろうなと感じました!

今回もそんな貴重なイベントの情報なので、お時間ある方はぜひ!
時間がない方は頑張って時間を作ってぜひ見て欲しいです!!(アーカイブで動画は残るはずですが!)

本日20時15分よりライブ配信スタート!

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙技術部門は、12月15日(金)20時15分より、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中のJAXA古川聡宇宙飛行士と地上を結ぶイベント【ISSリアルタイム交信】スペースJAPAN特別企画「超小型衛星ミッションに挑む!古川宇宙飛行士×学生トークセッション」をJAXA公式You Tubeチャンネルにて配信いたします。 

JAXA古川聡宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)に飛び立ってから早くも4ヶ月が経過しようとしています。
宇宙技術の発展への貢献のみならず、地球規模の社会課題解決への貢献のため、日本代表として有人宇宙活動のミッションに挑戦し続けています。 

今回は「#スペースJAPANを応援しよう」というテーマのもと、古川宇宙飛行士のISS長期滞在中ミッションの1つである『超小型衛星放出』をテーマに2つの超小型衛星「Clark sat-1」と「BEAK」をご紹介しながら、古川宇宙飛行士と地球を繋いだリアルタイム交信を行います。 

当日は特別ゲストとして、宇宙大好き芸人の、きくりんさんに出演していただくほか、ISS「きぼう」日本実験棟から放出する超小型衛星の開発に携わった高校生と大学生をお招きして衛星開発の経緯などについて伺い、ISSとの交信では古川宇宙飛行士に直接質問していただきます。
またJAXA解説員が超小型衛星放出ミッションについてわかりやすくご説明するコーナーもありますのでどうぞお楽しみに。 

古川宇宙飛行士と日本の未来を担う学生が、宇宙への思いを語る歴史的瞬間を一緒に見届けましょう! 

■配信日程

日時 :12月15日(金)20:15~21:05(予定)
配信アカウント :JAXA公式YouTubeチャンネル
出演 :宇宙大好き芸人 きくりん
          クラーク記念国際高等学校 吉田岳史さん(Clark sat-1関係者)
           東京農工大学 岡田枝恩さん(BEAK関係者)
           古川聡(JAXA宇宙飛行士)
           赤城弘樹(有人宇宙技術部門事業推進部/JAXA解説員)
           柳田さやか(有人宇宙技術部門事業推進部広報担当/司会) 

■「超小型衛星放出ッション(J-SSOD)」について 

ミッション詳細はこちら
https://astro-mission.jaxa.jp/furukawa/kibo_mission/#section11

ISSのモジュールで唯一、エアロックとロボットアームの両⽅をあわせ持つ「きぼう」日本実験棟の機能を活⽤し、ISSから超小型衛星を放出します。
超小型衛星放出事業を行う⺠間事業者(以下、事業者) を通じた超小型衛星や、国際協⼒に資する超小型衛星等を放出します。 

⺠間事業者や大学などの機関に利⽤サービスを提供することで、ビジネス機会の創出による社会・経済の発展や人材育成にも貢献しています。 

「きぼう」から放出される「Clark sat-1」と「BEAK」は、どちらも学生が開発に携わっています。
Clark sat-1は、⺠間企業の事業として行われており、BEAKは、JAXAの戦略的パートナーである機関との連携で行われるものです。
このように、学生が衛生の開発や運⽤に携わることで、宇宙利⽤の裾野がより広がることが期待されます。 

■超小型衛星「Clark sat-1」について

Clark sat-1は1Uサイズと呼ばれる10cm角・重さ約0.94kgの人工衛星です。
カメラを搭載し、地球を撮影する予定です。
また搭載した音声データやイラストデータを地球へ送る通信機能を持ちます。
五面に太陽電池が貼られており、テグスでアンテナが展開する仕組みです。
愛称は「Ambitious Go(ア
ンビシャス・ゴー)」。 

JAXAでは超小型衛星の放出サービスを⺠間企業に事業移管し、今は⺠間企業からサービス提供されています。
今回のClark sat-1は、この⺠間企業のサービスを使って「きぼう」から放出されるものになります。 

■超小型衛星「BEAK」について

BEAKは、JSSODシステムにより、ISSから放出される、3Uサイズの超小型衛星です。
2017年に打ち上げられた超小型衛星EGGのヘリテージに基づいて設計・開発されており、その目的はより挑戦的なものとなっています。 

JAXAは超小型衛星放出に関して、東京大学との間で包括的な連携協定を締結しています。
BEAKはこの協定の下で放出される衛星になります。BEAKは東京大学を中心に東京農工大学等が協⼒して開発を行っています。 

■古川宇宙飛行士ISS長期滞在ミッション特設サイト
https://astro-mission.jaxa.jp/furukawa/campaign/

■配信URL
https://www.youtube.com/live/Lpj55FVVTgI?feature=share
(JAXA宇宙航空研究開発機構You Tube公式チャンネル内) 

■JAXA有人宇宙技術部門公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/HumanSpace_JAXA

あとがき

高校生、大学生が携わった超小型人工衛星がISSのきぼう日本実験棟から放出されます。
自分たちが作ったモノが地球を飛び立ち宇宙に放出され、そこからデータを受信していくなんて想像できますか?

おそらく学生のみなさんは人生で一番の感動や達成感を味わえるのではないでしょうか。

超小型人工衛星にはまだまだ多くのビジネスチャンスがあり、これから参入していく企業も多くなる分野ですので、今日の配信を参考にしていつかは自分たちの手にもチャンスを掴んじゃいましょう✨