みなさんこんにちは!
宇宙ビジネスMEDIAM編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!
今日は各種メディアでも取り上げられていますが、スーパームーンの皆既月食についてです!
日本全域で観測できる天体イベントなのでみなさんもぜひ夜空を見上げて欲しいのですが、私自身も天体について詳しくはないので、『スーパームーンってなんだろう?』、『皆既月食について』調べてみたので、あと約2時間後に迫った皆既月食の前に、事前準備として知識詰め込んでみましょう!
皆既月食について
そもそも月食とはどんなものなのか?
月と太陽の間に地球が入り、地球の影が月にかかることによって欠けて見える現象を月食と言います。
(提供:国立天文台)
この画像を見ればわかりやすいですね。
地球は自転しながら太陽の周りを公転しています。
月は自転しながら地球の周りを公転しています。
タイミングよく太陽ー地球ー月が一直線に並ばなければ起きない現象なので、珍しく、また観測しやすいことから人気の天体イベントとなっています。
月が地球の影に完全に入ってしまうことを皆既月食と呼びますが、日食のように暗くなるわけではなく、赤銅色(しゃくどうしょく)という赤黒い色に見えます。
これは、太陽からの光を地球の周りの大気が拡散させることで、波長の長い赤い色が月に届いているからです。
日の出や夕日がオレンジに見えるのと同じ現象です。
また、大気中の地理の量によっても色が変わるそうなので、実際にこの後の皆既月食でどう見えるのか確認してみてください!
スーパームーン
いけだのスーパームーンの認識は「大きな満月」でしたが、少し不安だったので、調べてみると実は定義がはっきりしていないようです。
正式な天文学の用語でもないので、しっかり定められていないのであれば、いけだの認識の「大きな満月」も間違っている訳ではなさそうです!笑
実際のところ、『大きな満月』として広く用いられているので、もうその認識で大丈夫だとは思いますが、「そもそも大きな満月ってなんだろう?」と次の疑問が湧きました。
地球と月の位置が近いか遠いかによって見え方としては、直径で約14%、面積で約30%の違いがあり、並べて見てみると違いが分かりますが、その差を普段見ている月から察知するのはかなり難しいようです。
地球と月の距離とは、地球の中心から月の中心の距離、地心距離と言います。
(提供:国立天文台)
今年の満月で比べてみると、今日の満月と最も小さい満月とでは、地心距離が約5万kmの差が出ますね。
また、月の見え方には目の錯覚なども入ってきてしまうので、奥が深いです!
今日の18時44分頃から部分食の開始!
あえて最後に紹介ですが、今日の月食のスケジュールを大公開です!
これも国立天文台のHPからの情報ですが、天体関連で国立天文台からの情報に勝るものはないといけだは思っているので、素直に使用させていただきます!
(国立天文台さんありがとうございます!)
(提供:国立天文台)
皆既月食の始まりは、20時9分から始まり20時28分には終わってしまいます。
月が完全に地球の影の中にいるのは19分だけですが、部分食はその後も観測でき、21時52分に終了となります。
関東は少し雲が残っていますが、みなさんの思いで晴れる可能性も十分にあるので願ってみましょう!