みなさんこんにちは!
宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!

2025年、関西にまた一つ新しいランドマークが誕生します。
それが「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」です!
スポーツや音楽イベントを楽しむ場所であるだけでなく、災害時には地域を守る重要な拠点にもなるという、すごい取り組みが進んでいます。

その中でも注目すべきは、スカパーJSATが「災害医療対応衛星通信アンテナ」を導入し、、衛星 IPネットワークサービス「ExBird(エックスバード)」 を提供することです。
このアンテナがあれば、災害時でも安定した通信環境が確保され、医療機関との連携が円滑に進むようになります。
日本初の水辺アリーナが、災害対策のハブとしてどのように活躍するのか、ぜひチェックしてみてください!

リリース

スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一、 以下スカパーJSAT)は、2025 年 4 月に兵庫県神戸市に開業する予定の多目的アリーナ 「GLION ARENA KOBE」(ジーライオンアリーナ神戸)に、災害医療対応衛星通信アンテナを導入し、衛星 IP ネットワークサービス「ExBird(エックスバード)」 ※1 を提供することを決定しました。
これにより災害時にも衛星回線を通じて安定したインターネット接続や音声データ通信が利用可能となり、医療機関との連携によって円滑な医療活動を支援します。

スカパーJSATは、「GLION ARENA KOBE」の運営会社である株式会社 One Bright KOBE (本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 渋谷 順、以下 One Bright KOBE)と、2023 年 4 月に協創パートナーシップ契約を締結し、「コンテンツ・BCP サステナブルパートナー」として「神戸アリーナプロジェクト」に参画しています。
この連携を基盤に、災害医療対応衛星通信アンテナの設置を通じて、阪神淡路大震災から 30 年の節目となる本年、阪神淡路地域の災害対策強化に共同で取り組んでいきます。

また、One Bright KOBE と「GLION ARENA KOBE」をホームアリーナとして活動する B.LEAGUE (プロバスケットボールリーグ)「神戸ストークス」が中心となって地域・社会課題解決に取り組む「TOTTEI(トッティ) ALL GREEN ACTION」の一環として、兵庫県内の災害拠点病院との連携も進めていく予定です。

「神戸アリーナプロジェクト」は、神戸市が公募した新港突堤西地区(第 2 突堤)の再開発事業で、さまざまなパートナーと共創しながら、スポーツ・エンターテインメント・デジ タルとの融合により、新たな驚きと感動を生み出すことを目指す民設民営のプロジェクトです。
日本初・270 度海に囲まれた水辺のアリーナ「GLION ARENA KOBE」と周辺エリアの「TOTTEI PARK」を一体運営し、神戸の新たなランドマークとして、地域の魅力発信の拠点となることを目的としています。
B.LEAGUE「神戸ストークス」の本拠地としてホームゲーム が行われるほか、音楽コンサートやスポーツイベント、国際会議、展示会など多様なイベン トに対応可能な多目的アリーナとして、大阪・関西万博が開幕する 2025 年 4 月の開業に向 けて準備が進められています。

スカパーJSATは、「神戸アリーナプロジェクト」を通じ、音楽・スポーツなどのエ ンターテインメントイベントの共同開発、事業化プロジェクトへの参画や、大規模災害発生時の衛星通信ソリューションの提供を行うことで、地域活性化と持続可能な社会への実現に貢献していきます。

■One Bright KOBE 会社概要
社名:株式会社 One Bright KOBE
代表者:代表取締役社長 渋谷 順
本社所在地:兵庫県神戸市中央区浪花町 56 起業プラザひょうご内
出資会社:株式会社スマートバリュー、株式会社 NTT ドコモ
ホームページ:https://www.totteikobe.jp/

※1ExBird サービス:衛星通信の特長である「耐災害性」、「広域性」を活かした通信ネットワークサービ ス。容易かつスピーディに衛星通信を導入することができる。
ExBird サービスサイト:https://www.skyperfectjsat.space/jsat/service/exbird/

あとがき

「GLION ARENA KOBE」が単なるエンターテインメントの場にとどまらず、地域の災害対策を支える存在になるというのは、とても頼もしいことです。特に、阪神淡路大震災から30年という節目に、神戸でこうした取り組みが進んでいることは、地域の皆さんにとっても大きな希望となるでしょう。

スカパーJSATが提供する衛星通信アンテナ「ExBird」は、災害時の通信断絶を防ぎ、迅速な医療対応を可能にする強力なツールです。これにより、神戸アリーナプロジェクトは「防災」と「エンタメ」の融合という新しい価値を実現しようとしています。

未来の安心を支えるこの取り組みを応援するとともに、これが全国の防災モデルケースとなることを期待したいですね。次回神戸に訪れる際には、「GLION ARENA KOBE」がどんな魅力を持つ場所なのか、実際に体験してみてはいかがでしょうか?