みなさんこんばんは⭐️

宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!

今日はALE社からリリースが飛び込んできたので、掲載したいと思います。

ALEは以前に取材もしているので、知らない人はいないとは思いますが、もし『ん?』って方がいたらこちらの記事を参考にしてください。

ALE社が推し進める『大気データ事業』について、広報の山﨑氏、Chief Scientistの舩越氏にインタビュー!

リリース

 「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」をミッションに掲げる株式会社ALE(東京都港区、代表取締役/CEO:岡島礼奈、以下ALE)は、人工衛星2号機「ALE-2」(以下、2号機)の運用を終了したことをお知らせいたします。2号機の軌道が低下してきた為、2号機の停波作業を令和5年4月4日19時41分に地上より実施し、これをもって同衛星の運用を終了しました。なお、2号機は4月後半に大気圏に再突入し、燃え尽きる見込みです。 

2号機は2019年12月6日に打ち上げられ、2020年に世界初の人工流れ星を実現する予定でした。しかし、流星源(人工流れ星の素となる粒)装填機構の動作不良があったため、実現が不可能となりました。 

しかし、動作不良が発覚した箇所以外は正常に機能しており、そのため2号機を用いて軌道上での動作検証やデータ収集などを続けてきました。2号機により蓄積されたデータや知見は、現在開発中の人工衛星3号機(以下、3号機)に活かされています。3号機は2024年後半に打上げ予定です。また、3号機開発に関する最新情報を近日中に発表いたします。 (提供:ALE社:運用終了時の様子)

(提供:ALE社:人工衛星2号機ALE-2)

■株式会社ALE 代表取締役社長/CEO 岡島礼奈コメント 

2号機は開発期間から打上げ時など、人工流れ星の実現に向けて多くの方々にご期待いただき、また、多大なる応援をいただきました。動作不良発表後も多方面から励ましのメッセージを頂戴しております。これまで2号機にご協力・ご支援をいただいた関係各機関や個人の皆様に改めて深く御礼申し上げます。 

2号機で蓄えた知見と経験をもとに、ALE一丸となって、3号機の開発に取り組んでおります。楽しみにしてくださっている皆様のご期待に沿えるよう頑張ってまいりますので、引き続き応援いただけますようよろしくお願い申し上げます。 

■株式会社ALE について 

社 名 : 株式会社ALE(エール) 

本社住所 : 東京都港区芝大門2-11-8 

代 表 者 : 代表取締役/CEO 岡島礼奈 

設 立 : 2011 年9 月1 日 

事業内容 : 宇宙エンターテインメント事業「SKY CANVAS」・大気データ事業・宇宙デブリ対策事業 

U R L : https://star-ale.com/ 

あとがき

『人工流れ星』としてとてもキャッチーに取り上げられることが多いALE社ですが、取材をした際にも感じたのですが、科学という根底の上に成り立つ技術会社だと感じました。

宇宙開発では何かあっても簡単に回収して修理ができないので何度も何度もシミュレーションをしますが、何かしらが起きることが常です。

人工流れ星が見られるようにこれからもALE社を応援していきたいなと思いますし、個人的には取材した時に詳しくお聞きした『大気データ事業』もどんどん躍進していって欲しいなと思っています♪