みなさんこんにちは!
宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!
いけだも受講したことのある名古屋大学で開催される「民間における宇宙利用」上級コースの受講生の募集が開始されました!
いけだも過去に基礎、上級ともに受講した事があり、体験記事としても掲載していますが、2週間の短期集中コースですが、内容がギュッと詰まっていますし、小型人工衛星について学ぶにはかなりオススメのコンテンツです!
しかも、無料で受講できるんですよ!!!
無料とは思えない内容の充実っぷりなので、まだ受けていない方はぜひこの機会をお見逃しなく!!
受講生の中には、いけだのような社会人参加の方も割と多いので、『学びたい!』と意欲のある方は学生、社会人問わずチャレンジしてください!
下の記事は、2020年に開催された基礎コースの体験記事ですが事前に読んでもらえると雰囲気が伝わると思います。
人工衛星の民間利用で世界を変える!
(提供:名古屋大学 宇宙開発利用推進室)
「民間における宇宙利用」2週間上級コース 受講生募集
日本の宇宙開発の発展にとって民間の宇宙利用拡大が不可欠となっていますが、衛星開発には巨額な費用がかかる上に、宇宙利用の人材不足がその拡大を妨げる障壁となってきました。
その問題解決のため、コストの削減・ スケジュール短縮を可能にする超小型衛星の開発が進められています。
しかし、民間で超小型衛星やそのデータを有効に活用できる人材が不足しているのが現状です。
そこで、超小型衛星やそのデータの利用に関する基礎知識を有し、民間における人工衛星利用の潜在的ニーズを掘り起こすことができる人材の育成を目指し、本プログラムが平成30年度よりスタートしました。
下記の要領で第4回2週間上級コースを実施します。
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【募集対象】
人工衛星やデータを用いた宇宙利用に興味のある、学部生・大学院生、社会人。
宇宙や人工衛星に関する知識、また文系理系の別や専攻を問いません。講義・実習は日本語で行います。【募集人数】
20名。応募者多数の場合は、申請内容に基づき決定します。
【実施形態】
講義・グループワークの演習はオンラインで行います。
実験装置を用いる実習は名古屋大学東山キャンパスで行います。
【受講料】
無料
【申請方法】
申請フォームから申請してください。
その際、人工衛星やそのデータ利用に関する興味、アイデアについて記入していただきます。【募集締切】
2月11日(金) 午後5時まで。
【コース期間】
上級コース: 2022年3月7日(月)から3月18日(金)までの土日を除く10日間。
コース修了時に修了証を授与します。
2週間上級コース内容
座学による講義と講義内容に基づく実践的な実習に分けられます。
上級コースでは、熱真空・振動試験、人工衛星データ解析など基礎コースよりも専門的なカリキュラム体系となります。
講義(全てオンライン)
- リモートセンシングデータ解析講義
- 熱真空・振動試験講義
- これからの宇宙プロジェクト管理・システムズエンジニアリング
- 宇宙ビジネスが拓く新たな市場
- 新たな宇宙利用時代の宇宙法
演習・実習(黒がオンライン、赤が名古屋大学で実施)
- リモートセンシングデータ解析演習
- 熱真空試験実習(名古屋大学+オンライン)
- 振動試験実習(名古屋大学+オンライン)
- 熱真空試験実習と振動試験実習はそれぞれ2日間で行い、1日名古屋大学、1日オンラインの形式で行います。
- 小型衛星キット実習(基礎コースオプション、名古屋大学)
【その他】
- 全科目を受講し、全科目のレポートを提出した方には修了証を授与します。
- 修了式は3/25(金)にオンラインで行う予定です。自由参加とします。
- 一部の科目のみの履修も結構です。ただし、部分履修の場合には申請書に希望する科目を記入して下さい。科目内の部分履修は受け付けていません。
- 原則としてパソコンを用います。各自パソコンを用意、ご持参ください。
- これまでの基礎コースの受講生で小型衛星キット実習を受講できなかった方を対象にオプションとして補習を行います。小型衛星キット実習の単位を取得して全科目履修となった場合も修了証を授与します。
- リーディング大学院「宇宙開拓リーダー養成プログラム」の履修生も参加可能です。本コースの講義・実習をリーディング大学院のコースワークと振り替えることができます。
- 提出された全ての個人情報については、本コースの活動の目的に限って利用し、責任をもって扱います。
【問い合わせ】
- 名古屋大学 宇宙地球環境研究所 附属飛翔体観測推進センター 宇宙開発利用推進室
se**********@is**.jp
(提供:名古屋大学 宇宙開発利用推進室)
もうカリキュラムの時間割も出ているので、都合に合わせて調整できるのはありがたいですね!
ただ、実際に参加した側からの意見ですが、グループワーク演習が多くあります。
1日の受講時間は1コマ90分×3コマの4時間30分です。
今回のグループ演習である”リモートセンシングデータ演習”には12コマ割り当てられているので、18時間がこの演習のための時間となります。
基礎コース、上級コース共にこのグループワークの比重が大きくなっているので、当日の欠席が多くなると残されたメンバーの負担が大きくなってしまうので、注意が必要です。
いけだの経験上、グループワークが順調に進んで時間が余るなんてことはありませんでした。。
むしろ、時間が足りなくてメンバーそれぞれがタスクに追われている状態だったので、欠席が多くなればその分のタスクが他のメンバーにのしかかるので、しっかりと責任を持ってご参加頂きたいと切に願います!(過去に急遽、受講をキャンセルした方がいたのでメンバーが他のチームより少なくて大変だったことがあります)
宇宙ビジネスにおいて、人工衛星は重要な柱になります。
その中でも、近年小型衛星の需要は高まり数多くの小型人工衛星が打ち上がっています。
小型人工衛星の実運用のフェーズは終わり、次はどう利用するのかのフェーズになってきているので、さまざまな企業が独自の利用方法でビジネスを創出していっています。
その点において、この『民間における宇宙利用』の2週間コースは講義+演習+実習と内容が充実しているので、宇宙ビジネスを学び始めた人に最適なコンテンツです。
ぜひ参加して宇宙ビジネスを盛り上げる礎を鍛えましょう!!