みなさんこんばんは⭐️

宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です。

今回の記事は代表の伊藤さんにも取材もしているABLab主催の『第1回 宇宙街づくり勉強会』に参加してきたので、体験レポートです!

個人的に勉強会の参加も久しぶりだったので、楽しみにしていたイベントです。

40名定員の勉強会だったので、今回参加出来なかった人もこのレポートを読んで次回の開催に期待してもらいたいなと思っています!

体験レポート

X-NIHONBASHI TOWERで行われたオフラインイベント。

プログラムは第1部が各方面のプロによるトークセッション。

第2部はチームに分かれてのワークショップとなっていて、A〜Gの7つのグループがテーブルで分かれてランダムなメンバーと一緒にワークショップを行いました。

今回の宇宙街づくり勉強会のテーマは『偏愛』(自分が大好きなコトやモノ)で、トークセッションでもこの偏愛を踏まえた上で進んでいきました。

ゲストの方々もバックグラウンドが多様で、色んな視点からの意見が聞けました。

<ゲスト>

■東京理科大学准教授/建築家/オンデザイン代表 西田 司 氏

■広島の公立中学校教頭 岡村 敏之 氏

■宇宙医療事業コーディネーター 福島 洋輝 氏

■図書館研究者 富 春江 氏

■共有ファシリテーター/打楽器演奏家 八木 美佳子 氏

<総合司会>

■宇宙タレント 黒田 有彩 氏

第1部のトークセッションでは西田 司さんがファシリテーターを務め、司会の黒田 有彩さんを含めた6名のみなさんで月面での街づくりにおいてそれぞれの偏愛を語って盛り込んで話されていました。

みなさん偏愛がバラバラで、現実的な話よりも夢をリクエスト的に話している雰囲気でゲストの皆さんも楽しそうにしていました。

月面で生活する上での自分の偏愛って何だろう?

そもそも今の地球上ので生活の中での偏愛って何だろうと考えながら聞いていました。

トークセッションは約50分でしたが、第2部のワークショップへ繋ぐために参加者の皆さんへバトンを渡された感じでした。

各テーブルごとに分かれてのグループワークがスタートです!

それぞれの偏愛を持ち寄って月面での街づくりを行います。

いけだは1チームとして参加しました。

他のメンバーはゲストの打楽器演奏家の八木 美佳子さん、航空宇宙工学を学んでいる大学生、ベンチャーキャピタルに勤めている方、税理士の方とみんな見事にバラバラ!笑

それぞれ偏愛を詰め込んでいきます。

アイスクリーム、お酒、リラックス、散歩とバドミントン、いけだは温泉!

全チームがそれぞれで『偏愛を持ち寄って街づくりをしよう』というテーマに取り組んでいきます。

そしてAチームの出来上がったものがこれです!

街づくりが完成したらワークショップのフェーズ2です。

『宇宙ならではの課題を解決しよう』ということで、各チームに課題が書かれたカードが配られます。

Aチームの課題がこちら!

火災が発生して、隔壁が壊れて空気が漏れて、電気系統にも深刻なダメージ、、、

宇宙空間でこんなことが発生したら完全に詰みです!

こんな課題を与えてくるなんてイジワルな運営ですね〜!笑

でも、自由な発想でつくった偏愛だらけのAチームの街はそんなことではへこたれません。

課題カードのトラブルが発生する前提でまた考えます。

大きな隔壁がある前提だから深刻になるので、居住空間をロケットえんぴつ式にして、単体での発電、単体での隔壁を有している事にすれば、そこで火災が発生しても空気が漏れれば必然的に消化に繋がります。

電気系統にダメージがあっても、トラブルのある部分だけを外してしまえば問題解決です!

もちろん、複数のコロニーを作っておくことも考えました。

フェーズ2も40分あったにもかかわらずあっという間にプレゼンです。

持ち時間5分で、詰め込んだ偏愛の説明、与えられた課題への対処方法など、どのチームも面白い偏愛が盛り沢山で、かなりワガママな街づくりを行なっていたみたいで、発表を聞くのが楽しかったです!

月面の1/6の重力、昼夜の気温差、資源の少なさなどいろんなことを考えていかなければいけませんが、だからこそできる、だからこそ欲しいという思いが詰め込まれていて、どのチームもテーブルの紙いっぱいに街が描かれていました。

最後に、主催のABLab代表の伊藤さんから今後の勉強会やコラボ企画、コンテストの開催など楽しみな告知を聞いて今から宇宙ビジネスMEDIAとしても、参加者としても楽しみにしています!

あとがき

14時から18時30分までの勉強会で、イベントとしては長時間ですが、終わってみるとあっという間で、ネットワーキングの時間を延長することになっていました。

宇宙の専門家、宇宙ビジネス企業が集まったイベントではなく、様々なバックグラウンドの人が集まったからこその盛り上がりだったと感じました。

専門知識を学ぶ勉強会や宇宙産業の動向を知れる勉強会とはひと味もふた味も違った今回の勉強会は参加してこそ実感できると思うので、今回の体験レポートを読んで気になった方はぜひ次回いけだと一緒に参加しましょう!

(ABLab:Twitterより)