みなさんこんにちは!
宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!
今回はいけだが宇宙ビジネスを学び始めた当初から気になっていて、Twitterもフォローしている宇宙ビジネスの実践コミュニティの『ABLab』について、代表の伊藤 真之氏にインタビューしてきました!
個人的にも気になっていたコミュニティなので、宇宙ビジネスMEDIA的な部分といけだ個人的な部分が混在してしまったインタビューですが、宇宙ビジネスを学びたい人や、これから携わりたい人にとってはABLabを知れる内容になったと思います!
今回も対談形式でお届けしていきます!
ABLabとは??
宇宙ビジネスの実践コミュニティだけではイメージが湧かないかもしれませんのでまずは、ABLabとはどんなコミュニティなのかをご説明します。
(提供:ABLab)
ABLab(エイビーラボ)は、宇宙ビジネスをテーマとする実践コミュニティです。
宇宙を志す人たちが集い、仲間をつくり、学び合い成長し、未来をつかむために活動します。
新事業への挑戦、キャリアアップ、仲間づくり、趣味、目的は人それぞれですが、指示待ちはダメです。
自ら考えて行動できる人たちのための場所です。
(ABLab HP引用)
いけだの認識では、宇宙ビジネスにチャレンジしたい人向けのコミュニティで、自分から積極的に動ける人にオススメなコミュニティに感じました。
インタビューの中で詳しく聞いていきますが、多数のプロジェクトがあったり、JAXA認定スタートアップを輩出していたりと凄いコミュニティなんです!
インタビュースタート!!
(いけだ)
よろしくお願いいたします!
ABLabは個人的にも以前から興味があってTwitterなどもちょこちょこ見ていたので、インタビューではあるのですが、ユーザー目線で気になっている質問も沢山してしまうかもしれませんので、よろしくお願いいたします!!
(伊藤さん)
そうだったんですね!
ありがとうございます!
(いけだ)
ABLabを立ち上げたきっかけをホームページで拝見したのですが、少し特殊だなと感じたので、改めてお話聞かせてください!
(提供:ABLab)
(伊藤さん)
最初のきっかけは子供が宇宙好きで、一緒に勉強をしていたのですが、たまたまNASAのエンジニアの小野 雅裕さんの講演を聞きに行く機会があり、そこで宇宙ビジネスへの可能性の話を伺ったんです。
そこから宇宙ビジネスについて勉強を始めました。
最初は、webで宇宙ビジネス全般、今後の宇宙ビジネスの可能性はどういったところで、プレイヤーはどういう人が出てきているかなどの基本的な部分から勉強していくうちに、業界の課題や日本の状況が少しずつ分かっていった感じです。
日本もプレイヤーを増やしていかなければいけないのですが、業界的に増えづらく、当時は”宇宙村問題”と言われていて、参入しづらさがありました。
それならば、自分のように宇宙については素人でも、興味を持って「宇宙ビジネスに挑戦してみたい!」という人が挑戦しやすいように、入口となるコミュニティがあればいいのではないかと思い当たりました。
当時Twitterで、宇宙の専門知識を学んでいる方からも共感してもらえ、その後押しもありABLabを立ち上げました!
元々、マーケティングや広報を専門にしていたので、コミュニティを立ち上げて運営することは一つの役割として、自分でもできるんじゃないかと思えたことも理由ですね。
(いけだ)
ありがとうございます!
ゼロから宇宙を学ぶ上で、興味がある人も多いと思うのですが、伊藤さんがABLabを立ち上げるまでに宇宙についてや、宇宙ビジネスについて勉強された中で、「ここは押さえた方がいい」と思って重点的に勉強したことってありますか?
(伊藤さん)
いくつかポイントはあると思います!
1つは『業界の動向』ですね。
歴史というか流れというか、まずは自分が飛び込む業界についての基礎知識は学ぶ必要があると思います。
例えば、アポロ計画で月面着陸した時からこれまでの宇宙業界はどう動いているかを勉強しましたね。
次に、『現在のプレイヤー』についてです。
三菱重工やIHIなど、従来から宇宙産業に携わっている大手企業から、現在宇宙ベンチャーとして出てきているニュースペースと言われている企業や、JAXAやNASA、ESAなどの国の動きですね。
こういった各プレイヤーがどういった動きをしているのかを知ることです。
『業界研究』と『企業研究』という、就活の時の勉強と似てることしているなーと思いながら勉強していましたね!笑
基本的にはWEBで勉強していましたが、宇宙ビジネスに関する書籍は当時少なかったので、見つけたら即買って読んでいました。
最後のポイントは『アウトプット』ですね。
勉強することも大事なのですが、自分が得た知識を発信していく事がとても大事だと感じ、勉強しながらブログを使って発信していました。
当時は、勉強会やセミナーの参加レポートをブログで発信していました。
参加レポートというのは、自分が専門知識を持ち合わせていなくても「こちらのセミナーで、このような内容を話されていました」と聞いてきたことをそのままアウトプットするだけでも有益な情報になります。
入門者にもおすすめのアウトプット方法です。
この情報発信がきっかけでコミュニティを立ち上げるにあたり、色んな人との繋がりができました。
(いけだ)
ありがとうございます。
・業界の動向
・業界のプレイヤー
・情報発信
この3つが勉強する上でのポイントですね!
いけだもゼロから宇宙ビジネスについて勉強を始めたので、お話を聞いて凄く納得できたので、宇宙ビジネスに興味がある方はまずはこの3つを意識して勉強してほしいですね
そういえば、ABLabのホームページを見ていたらプロジェクトの多さに驚きました。
『宇宙×○○』をテーマにすれば、メンバーの方が自由にプロジェクトを作ってもいいし、既にあるプロジェクトに参加してもいいし、見てるだけでもいいしってかなり自由度が高いのも驚きましたよ!
(伊藤さん)
そうですね!
かなり沢山のプロジェクトが動いていますね!
その中でも勢いがあるのが『宇宙医療プロジェクト』と『宇宙天気プロジェクト』です。
(提供:ABLab)
(提供:ABLab)
この2つのプロジェクトは特に頑張って動いていますね!
(いけだ)
いけだもこの2つのプロジェクトはホームページを見て気になりました!
他で見たことが無いプロジェクトなのですごく興味があったので、どんな事をしているのかぜひ聞かせてください。
(伊藤さん)
宇宙医療は結構幅広く活動していて、人が宇宙に行くようになると身体への影響も出てきますし、色んなプロダクトも必要になってきます。
例えば、閉鎖空間で過ごすことでのストレス緩和のアイテムなどですね。
宇宙での生活を考えると、これから大手企業が生活用品の開発をしていくと思うのですが、その時には宇宙空間の身体への影響や、医療知識が必要になるはずなので、そういった分野のサポートをしていこうと考えて活動をしています。
(いけだ)
この分野って絶対的にこれから需要が高まっていきますよね!
それを今から準備していくのはすごく大事な取り組みだと思います!
(伊藤さん)
そうですね!
宇宙旅行もお金持ちなら行ける状況になってきています。
徐々に宇宙へ行く人も増えていくはずですし、そうなると宇宙空間での健康のための取り組みは必要になりますからね。
せっかくの宇宙旅行で”宇宙酔い”なんてなってしまったら楽しめないですからね。
(いけだ)
宇宙に行ったら寝る間も惜しんで楽しみたいですもんね。
この宇宙医療プロジェクトに携わっている人はどれくらいいるんですか?
(伊藤さん)
たしか10名前後くらいですね。
医療関係の人や、医学生の人が多少多いですが、デザイナーやコンサル、製造業の方も参加されていて幅広いメンバーが活動しています。
(いけだ)
医療関係以外の方も多数参加されているのが意外でした!
それもABLabのプロジェクトの自由度の高さが理由になっているんでしょうね。
宇宙もそうですが、医療系も他の業種の人からすると見ること自体が無い分野だし、知識がなくても意欲だけで参加できるし、そのプロジェクトを見ているだけでもとても価値があると思います!
(伊藤さん)
確かにそうですね!
今は企業とのコラボレーションも進んでいて、一緒に商品開発をしていく流れになっています。
やっぱり企業側としても、医療の専門知識と宇宙の専門知識の両方を持っている人が一緒に商品開発をしてくれるのはいいのかもしれませんね。
(いけだ)
それはかなりいいと思いますよ!
医療と宇宙の専門知識なんて、かなりレアな人材ですかし普通は探して見つかるような人材じゃないと思います。
宇宙天気プロジェクトも気になっているのですが、宇宙から気象観測する活動なんですか?
(伊藤さん)
宇宙天気プロジェクトはそうではなく、太陽の活動の中で、太陽フレアという爆発現象が発生すると強力な電波が発せられて、電波障害を引き起こしたり、大量の放射線が降り注いだりするので、地球にいても多少の影響を受けるのですが、今後、宇宙空間への進出や月面での活動となると、太陽フレアの影響がより大きくなるので、太陽の活動を観測し、いつ強力な電波が発生されるのかの予報をしていったりすることを『宇宙天気』と表現しています。
今後の宇宙利用を見越して、宇宙天気に関する情報発信、宇宙天気の重要性を啓蒙している人が中心となって活動していますね。
(いけだ)
そういえば「宇宙兄弟」でも太陽フレアの話ありましたよね。
そう考えると確かに宇宙天気は大事ですよね!
(伊藤さん)
そうです!
まさにそんな時代が来ると考えて活動しているプロジェクトです!
(いけだ)
そう考えると絶対に必要な分野ですすし、今の日常生活では「太陽フレア」の影響ってイメージがなかなかつかないと思うんですよね。
「太陽フレア」って単語だけを切り取ると専門用語だし難しそうって思っちゃうと身構えちゃうと思いますが、『宇宙天気』って表現だと少し身近な雰囲気に聞こえますね!
『宇宙医療』も『宇宙天気』はこれからの宇宙時代に絶対に必要だし、他では勉強できないことだと思うので、このプロジェクトを見れるだけでも貴重な経験になりますよね!
(伊藤さん)
実は、気象キャスターの方がプロジェクトメンバーの中にいて、将来的にはその方を『宇宙天気キャスター』にしていこうという話も出ています。
これからの時代は宇宙天気を専門にお伝えするキャスターが必要になってくると考えているみたいですね。
(いけだ)
今の全国のお天気と同じように、「今日の太陽系のお天気はこちらです!」って感じで発信されるんでしょうね。
少しイメージ湧きます!
遠くない未来で実際に放送されそうですよね。
(伊藤さん)
そうですね!
意外と早く実現されそうな気がしますよね。
(いけだ)
『宇宙医療』と『宇宙天気』以外に宇宙初心者でABLabに入る人向けに、伊藤さんのオススメのプロジェクトってありますか?
(伊藤さん)
正直、幅が広すぎて勧めるのが難しいです。
ロケット系に興味がある人もいれば、天文系や星に興味がある人もいますし、ビジネス系の人で、「宇宙は特に好きでは無いけどビジネス的なポテンシャルがあると思うので、参加しています」という人もいます。
参加している人の興味によって様々な関わり方になるので、入ったら自由に楽しんでもらうようにしていますね。
(いけだ)
そうですよね〜。
学び始めるまで『宇宙』ってジャンルがこんなに幅広いと思っていませんでしたよ。
ちなみに、伊藤さんは宇宙のどの部分に興味を持たれているんですか?
(伊藤さん)
私はビジネス軸ですね。
実は「宇宙が大好き!」って訳では無く、“未来を作っていく感”に惹かれていますね。
私は元々IT業界にいたのですが、ITの実装が生活やライフスタイル、社会を変えていくことが好きでした。
次は『宇宙』がこれからの社会をガラッと変えていく分野になっていくと感じてワクワクしているので、ビジネス視点で宇宙とは関わっていきたいと思っています。
あとは、宇宙ビジネスで何かやっていこうとしている人たちって未来を見ていて、すごく面白いんですよね。
そういうパワフルな人たちと毎日一緒にいると、やっぱり楽しいです。
人の魅力って部分は大きいですね!
(いけだ)
分かります!
私も色んな人に取材していますが、みなさん宇宙業界の人は面白いし熱量が凄いって言いますもん!
取材していても熱量は感じますしね!
宇宙ビジネスMEDIAも運営し始めて約2年になりますが、私も元々が宇宙大好きという訳ではないので、勉強する方法にも困った記憶があります。
実際に勉強をやろうとしたらめちゃくちゃ幅広くて、どこから手をつけていいのか分からなくて。。
(伊藤さん)
分かります!笑
やっぱりそうですよね。
(いけだ)
今回、お話を聞く感じだと、勉強をやり始めた頃の自分にABLabを勧めたくなりましたよ!
「宇宙を勉強したいけど何を勉強すれば分からない」っていう当時のいけだレベルでもABLabに参加しても大丈夫ですかね?
(伊藤さん)
もちろんです!!
ABLabはたくさんのプロジェクトが動いているので、きっと興味をひくものもあると思いますし、『宇宙ビジネス』をテーマにしているので、ビジネス視点が強くて”宇宙が大好き”ってわけじゃない人でも入りやすいコミュニティになっていると思います。
宇宙のコミュニティってそれなりの数が存在しているので、単に宇宙を楽しむだけならむしろ、ABLab以外のコミュニティの方が楽しめるかもしれません。
ABLabはビジネスや未来を創っていくことをコンセプトにして活動しているので、そういった視点の人が集まってきていますね。
(いけだ)
それって重要な特徴ですよね!
“宇宙好きな人たちと関わりたい!”って人も一定数いらっしゃると思うんですが、ビジネスを学びたい!、宇宙ビジネスを創出したい!って人がみんな宇宙好きとは限らないですからね!
(伊藤さん)
そうなんです!
「別に宇宙興味ないけどビジネスがやりたい」って言うと入りづらいじゃないですか。
そうなると、なかなか気軽にコミュニケーション取れなかったりしますが、ABLabにはビジネス視点で動いている方が結構いるので、「宇宙には興味ないです!」と堂々と言って入ってくる人もいます。
(いけだ)
そんな人もいるんですね!笑
そこまで言い切ってから入ってくるってのも凄いですね!!
(伊藤さん)
メンバーの中には”宇宙好きだと思われたくない”って人もいますよ。
(いけだ)
確かに、”宇宙好き”と”宇宙ビジネス好き”は似て非なるものではありますよね。
(伊藤さん)
そうですね。
ビジネス視点や自分のキャリアとして考えている人たちが多く集まっていますね。
(いけだ)
これはHPからは読み取れなかった大事なポイントだと思います!
宇宙好きの人たちが集まってビジネスを作り上げていっていると思っていたのですが、宇宙好きじゃない人でも楽しめる『宇宙ビジネスコミュニティ』だということがよく分かりました。
「自分でも入れるんだ!」って嬉しく思う人も結構いるんじゃないかと思いました!
(伊藤さん)
そうですね!
やっぱりそういう人たちが増えていかないとビジネスとして発展していかないと思うので、すごく大事な事だと思っています。
(いけだ)
HPに事業化として、SEESEとオンラインプラネタリウムとアスクラの3つが載っていましたが、SEESEはS-Booster2019でJAXA賞を受賞してJAXA認定ベンチャーとして株式会社として設立されたと記載がありましたが、元々ABLabのメンバーの方がプロジェクトとして立ち上げたのがスタートなんですか?
(伊藤さん)
“ABLabからS-Boosterに出そう!”って事で、アイデアのブレストをして、チームを作り、いくつか応募した中で、SEESEが残りました。
受賞した後もみんなで協力しながら事業計画のブラッシュアップやお客様へのヒアリングを1年くらい行い、会社設立に至りました。
(いけだ)
宇宙ビジネスのコミュニティから実際に事業化して会社の設立が出来ているって凄い事ですよね!
(伊藤さん)
本当に行動力のあるメンバーが集まってくれました。
そしてメンバー同士の協力や後押しも凄く良いですね。
新事業支援を専門でやっている方や、宇宙ビジネスの業界で働いている方もいるので、SEESEの事業化の時には、ビジネスモデルのアドバイスや、顧客ヒアリングの為にお客様企業を紹介してくれる人もいて、いろんなことがスムーズに進んでいきましたね。
(いけだ)
そうなんですね!
ビジネスをやりたいって人には実績があるのは凄くいい目標になりますよね!
オンラインプラネタリウムも元々プロジェクトからのスタートですか?
(伊藤さん)
ABLabのメンバーにアストロコネクト社の代表の方がいらっしゃって、その方がリーダーとしてプロジェクトを立ち上げ、事業化できそうだということでアストロコネクト社に事業譲渡を行いました。
なので、今はABLabのプロジェクトというよりはアストロコネクト社のオンラインプラネタリウムという扱いですが、ABLabのメンバーも何人か関わりながら動いていますね。
(いけだ)
たくさんあるプロジェクトの中から実際にこうやって事業化していっているんですもんね。
本当に凄い事ですよ!!
(伊藤さん)
そうですね。
結構順調に進んでいると思っています。
(いけだ)
興味本位の質問で恐縮ですが、事業化に伴って伊藤さんは株を保有していたり出資などはしていないんですか?
(伊藤さん)
一切無いですね。
『ABLabからこういう事業が生まれた』という実績だけがリターンでいいと考えています。
もしかしたら、今後機会と必要があれば、メンバー何人かが出資したりもあるかもしれませんが、ABLabの方針としては株を持たせてもらってリターンを狙っていくということは一切無くて、”ただ事業を出していく”、”ただ人を育てていく”というそれだけの目的でやっています。
(いけだ)
そうなんですね。
正直、いけだからすると「せっかくならリターン狙えばいいのに」って思いと、「純粋に宇宙ビジネスの後押しで市場活性を狙っていてカッコイイ」って思いと出てきちゃいますね〜!
(伊藤さん)
逆に、リターン目的ではなく事業化の支援としてお金を出すことはありますね。
オンラインプラネタリウムやアスクラは事業化してから1年間くらいはABLabで協賛し、創業の不安定な時期の支援をしています。
(いけだ)
めちゃくちゃ有難い支援ですね!
事業化するメンバーにとってはかなり心強いプッシュだと思いますよ!!
(伊藤さん)
そうかもしれませんね!
でも、元は自分たちが出している会費が集まって、自分たちの挑戦に再投資されているだけなんです。
ただ、行動する人が得をするような設計にはしています。
エコシステム的な仕組みを作りたくて、みんなでお金を集めて、選定したプロジェクトに投資して、それが社会に羽ばたいてく流れが作れていますね。
(いけだ)
今のお話を聞くと、メンバーの方々も意欲的に動きていくんだろうな〜って思いますね!
夢だけ見ていてビジネス化出来ないと”仲良しクラブ”で終わっちゃいますもんね。。
(伊藤さん)
たしかに行動力のあるメンバーが多く集まっているとは思っていますね、
とはいえ、全員が全員アクティブに動いている訳ではないので、全体の行動量としてはグラデーションのようになっていますね。
ガチでやっている人もいれば、見守るスタンスだったり、情報収集の人もいます。
(いけだ)
ABLabには何人くらいの方が参加されているんですか?
(伊藤さん)
ついに100名を超えてきていますね!
(いけだ)
一人のメンバーが参加できるプロジェクト数って決まってたりするんですか?
(伊藤さん)
上限は決まっていないので、複数携わっている人がほとんどです。
こっちのプロジェクトはガチでやって、こっちは見てるだけって携わり方をしていたりもするので、人によってさまざまですね!
(いけだ)
そうなんですね。
たしかに、宇宙医療や宇宙天気は情報収集のために見てるだけでもかなり勉強になるって思いましたよ!
もし、いけだが参加するとしたらガチでやれるほどの知識は無いけど、どちらも珍しいプロジェクトだし情報は押さえておきたいので、見てるだけの参加から始めますもん!
(伊藤さん)
そう言われれば、見てるだけでも楽しいプロジェクトは多いかもしれませんね!
先日も「大規模な太陽フレアが発生した!」って盛り上がっていましたけど、この内容で盛り上がれるのは結構ニッチな人材だけでしょうけどね!
(いけだ)
そうですね〜!
一般の人だと盛り上がれない話題だと思います!笑
そういえば、ABLabの活動って都内をメインとしているんですか?
(伊藤さん)
今はオンラインがメインとなっています。都内近郊のメンバーは4割くらいで、半分以上がそれ以外の地域から参加してくれているので、日本全国さまざまなメンバーが活動していますね!
今はコロナ禍の影響もあって、オンラインでの活動も慣れてきていますね!
(いけだ)
そうなんですね!
オンラインがメインだと都内近郊以外からも気軽に参加できると思うので、朗報ではありますね!
今回、取材をしてホームページだけでは読み取れないABLabの魅力を知れたので、個人的に大満足でした!
ありがとうございました!!
あとがき
代表の伊藤さんのABLabに対しての想いや、「宇宙が大好きって訳じゃないけど、宇宙ビジネスには可能性を感じている」って部分に共感できる人も多くいると思うので、多くの方にこの対談記事を読んで欲しいなと思っています。
おそらく、宇宙医療や宇宙天気はSEESEやオンラインプラネタリウム、アスクラのように事業化していくはずですし、その他にも広く社会に羽ばたくプロジェクトが出てくると思うので、宇宙ビジネス業界では大注目すべきだと感じました。
インタビューの中で、「ウチには面白いメンバーが沢山いますよ!」と伊藤さんが話していたので、今後もABLab特集の記事が増えると思いますので、宇宙ビジネスに興味のある方、宇宙系のコミュニティを検討している方、社会に羽ばたくプロジェクトに携わりたい方は是非是非理解を深めていって欲しいです!!
【各種SNS】
Twitter:ABLab宇宙ビジネスの実践コミュニティ:@ABLab321