みなさんこんにちは🚀

宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!

今日はリリース記事2本目です!

最近は本当に宇宙産業が活発で記事化が置いていていない案件ばかりになってしまっていて困ります!笑

さて、今回のリリースも仲良しの國井さんが所属するワープスペース社のものです。

ワープスペース社は今取材記事も同時並行で執筆中ですので楽しみにお待ちください♪

まず先に今回のリリースをお届けします。

リリース

小型衛星を活用した宇宙空間での光即応通信サービスの実現を目指す株式会社ワープスペース(茨城県つくば市、代表取締役CEO:東 宏充)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)より月と地球を結ぶ通信アーキテクチャの実用化に向けた検討業務を昨年度受託・納品を行い、本年度も新たに2件の検討・開発業務を受託いたしました。

ワープスペースは、日本が誇る光通信技術を用いた宇宙空間での光即応通信サービスの商業化に向けて研究開発を進めています。昨今、日本の民間企業による月面着陸計画や、アルテミス計画を見据えた新宇宙飛行士候補の発表、Starlinkをはじめとして活発化する民間による衛星の打ち上げなど、世界的に宇宙開発が勢いづいています。その中で、宇宙から地球への通信は非常に重要なライフラインとなります。加速度的に進む宇宙開発の中で、通信においては通信速度だけでなく、即応性や可用性に対する要求も高まっています。需要に応じた通信インフラを整備し、恒久的に支えていくためには、技術実証や機器の開発も行っていく必要があります。

昨年度ワープスペースがJAXAより受託した月探査に向けた通信アーキテクチャの検討業務は、「①月近傍通信」、「②月地球間通信」、「③月面通信」のそれぞれにおいて、新技術を用いた光通信を含む最適な通信方式の検討と、さらにそれらを組み合わせた際のコストや通信状態の持続性、メンテナンス性の観点からの実用化に向けた検討評価でした。

本年度新たに受託した2つの検討開発業務のうち一つ目は、月周回通信中継衛星と月面間(月面拠点内通信を含む)の通信アーキテクチャについての概念検討となり、昨年度の検討内容から更に月面側へと踏み込んだ内容になっています。二つ目は、40万キロ隔たった月と地球間の長距離高速光通信の実現に必要不可欠である、衛星捕捉追尾用の超高感度センサー(InGaAs四分割アバランシェフォトダイオード)とその制御技術の開発業務です。

宇宙開発が民間の参画によって加速する中、各企業は様々な競争や共創関係の中で開発コストを低減するためのノウハウの蓄積や、国際的な競争力をもった技術力の確保に日々邁進しています。こうして培われていく知見は、国家や世界規模の深宇宙探査や開発プロジェクトに用いることで、より効率的な開発につながり、そして結果的にそれらは民間の競争力を強化することにもつながります。

このような開発競争の中で、ワープスペースは民間として、世界に先駆けて光通信を用いたデータ中継サービスの実現を目指しています。醸成してきた知見と技術力を発揮し、重要な通信という枠組みから宇宙開発の支えとなるよう、今回受託した案件を進めて参ります。

ワープスペース CTO 永田 晃大 コメント

前回に引き続いて検討業務、及び開発業務の受託が出来たことは、この業界における我々へのひとつの信頼の証だと大変嬉しく思う一方、より一層気を引き締めていきたいと感じております。今回開発する技術は、超長距離での光通信を実現するために必要なキー技術の一つです。本技術をベースとした効率的な通信インフラを実現することで、今後の月探査における通信分野で、日本が世界をリードしていけるかもしれません。様々な知識層を巻き込んで切磋琢磨しながら日々進化する宇宙開発という分野の中で、ワープスペースとしても、世界の宇宙開発のステージにて日本の技術が突き進む後押しができるよう鋭意取り組んでいきたいと思います。

株式会社ワープスペース

ワープスペースは、民間として世界で初となる、人工衛星向けの光即応通信ネットワークサービス「WarpHub InterSat(ワープハブ・インターサット)」の開発を進めています。光通信が可能な中継衛星3基が、他の衛星から送られてきたデータを地上局に即応的かつ高容量で転送する仕組みです。同サービスは2025年までに実現させることを目指しています。近年、地球観測などを行う人工衛星の数が爆発的に増えています。「WarpHub InterSat」を利用してもらうことにより、より多くの地球観測データ等をリアルタイムに近い形で取得、利用できるようになり、災害対応の高速化や資源管理の効率化など、持続可能な地球経済の実現に貢献します。

公式サイト:https://warpspace.jp/


本リリースに関するお問い合わせ

髙橋 亮太(最高マーケティング責任者)

ryota.takahashi@warpspace.jp

投資・出資に関するお問い合わせ

北原 明子(最高財務責任者)

akiko.kitahara@warpspace.jp

あとがき

ワープスペース社は宇宙空間での光通信技術を確立させる企業です。

月面開発が盛んになり、地上との通信が増える中で通信速度もかなり重要になってきます。

自分たちの身近で考えても、今更3Gの速度では満足できませんし、5Gだからこそ成立している技術もたくさんあります。

そう考えれば、ワープスペースの事業がいかに大事になってくるか分かると思います。

みなさんが、仮に38万km離れている月に旅行に行ったとして、確実に4日くらいはかかります。

YouTubeとかNetflixみたくなるはずですよ!!