みなさんこんばんは⭐️

宇宙ビジネスMEDIAの編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です!

今回は東京都江東区青海にある日本科学未来館で7月8日(金)〜7月10日(日)の3日間限定で開催されるイベント『Mirai can FES -ミライキャンフェス- ~あなたと未来をつくる3日間~』のお知らせです。

子供から大人まで楽しめる注目のプログラムが盛り沢山なので、いくつか見所を紹介させていただきます!

「Mirai can FES」は、“未来の可能性に触れて、感じて、体験する”、日本舗科学未来館にとって初の全館イベントで、開催期間中は常設展を無料開放するほか、特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」も割引料金でご覧いただけます。
昨年4月、浅川智恵子氏が館長就任に合わせて掲げた新ビジョン「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」の本格的な実現に向け、「Mirai can _!(ミライキャン)=“未来はかなえるものへ”」を共通テーマとした、15の限定プログラムを実施し、乗り物になるソファー『poimo』ブラックホールの秘密 AI スーツケース体験…などなど、盛りだくさんの3日間となっています!

 

■「Mirai can FES -ミライキャンフェス-」 注目プログラム

球体ディスプレイ「ジオ・コスモス」(提供:日本科学未来館)

1.シンボル展示「ジオ・コスモス」新コンテンツ公開

「デジタルで描かれるもうひとつの地球」をコンセプトに新たにスタートする、日本科学未来館のシンボル展示「ジオ・コスモス」

今回の作品では精緻な科学・統計データにより、自然や人間、また民族や言語などの人間が生み出した文化の多様性を、見ている方に感じていただく内容です。

上映時間:
7 月 8 日(金) 13:15~13:20、15:15~15:20、16:15~16:20

7 月 9 日(土) 11:15~11:20、12:15~12:20、13:15~13:20、16:15~16:20

7 月 10 日(日) 11:15~11:20、12:15~12:20、14:15~14:20

会 場:1 階 シンボルゾーン、3・5 階 常設展示ゾーンから自由にご覧いただけます
※詳細は後日発表

2.さまざまなスケールでワクワクする未来に出会える「未来」ゾーン

イベントでは、新ビジョンに基づき「未来」ゾーンと「つくる」ゾーンの 2 つのエリアを設けます。

「未来」ゾーンでは、誰もが未来を自分のこととして考えるための入り口として、「Life (ライフ)」Society (ソサイエティ)」「Earth (アース)」「Frontier (フロンティア)」の 4 つのテーマを設定し、それぞれ関連した多彩なイベントを行います。

このうち「Society」では、未来づくりの原動力のひとつ「空想」とその実現を目指す「実装」に注目し、自由な発想で開発されたモビリティやロボット技術などを体験できる特別企画「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」を開催します。

<Society プログラム>
Mirai can NOW 『 空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来 』

ソファーが乗り物になった移動ロボット
「poimo(ポイモ)」 (mercari R4D) 
(提供:日本科学未来館)

「こんなことができたらいいな」とかなえたい夢を思い描く『空想』。

描いた夢を科学や技術の力で形にしていく『実装』。これらは未来をつくる原動力のひとつです。

ソファーが乗り物になった移動ロボット、最新の自動運転技術、対話型ロボットなど、自由な発想で開発された研究開発中のロボットに触れ、空想と実装の楽しさや限りない可能性を体感することで、将来ロボットが私たちの暮らしに溶け込んでいる未来社会の入り口へと来館者をいざないます。
※詳細は後日発表

日 時:7 月 8 日(金)~7 月 10 日(日) 10:00~17:00
※本イベントは 9 月 30 日(金)まで開催
会 場:1 階 シンボルゾーン

<Life プログラム>
Cinema(シネマ)未来館「ズートピア」-ちがっていても、いっしょに、いきる。

ちがう種の小鳥が一緒に群れをつくる (提供:日本科学未来館)

ディズニーの人気アニメーション映画「ズートピア」を鑑賞したあと、研究者を招いたトークセッションを通して考えを深めるイベントです。「ズートピア」はウサギやキツネ、アフリカスイギュウなど、さまざまな動物がともに暮らす世界を描いた作品です。

鑑賞後は、小鳥の言語の研究で活躍する鈴木俊貴氏をお招きし、異なる種がひとつの群れとして行動する小鳥たちのコミュニケーションのしかたについてお話を聞きながら、違いを超えてともに生きる社会に必要なものはなにかを、科学コミュニケーターと探ります。

日 時:7 月 10 日(日) 13:30~16:20
会 場:7 階 イノベーションホール
参加方法:事前申し込み制
登 壇:鈴木俊貴氏(京都大学 白眉センター 特定助教)

〈Earth -地球-〉
トークセッション「はじめる? つづける? サステナブル ―高校生&大学生と語る持続可能な未来―」

食やファッションといった身近なところからサステナブルな未来づくりに歩みだした高校生・大学生と科学コミュニケーターによるトークセッションです。

活動をはじめたきっかけは? 楽しいことは? 大変なことは? 遠いと感じていた「未来づくり」が、自分自身で実現できる身近なものに変わるかもしれません。

日 時:7 月 9 日(土) 14:00~15:30
会 場:3 階 常設展内特設「Mirai can」ステージ
参加方法:当日先着順

<Frontier プログラム>
トークセッション「教えて! どうやってブラックホールを『見る』の?」

世界ではじめて観測された天の川銀河中心の
ブラックホール(EHT Collaboration) (提供:日本科学未来館)

今年 5 月 12 日、私たちがいる天の川銀河の中心にあるブラックホールの画像が公開されました。

この歴史に残る画像を撮影したのはイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)国際研究チーム。その日本チーム代表を務めた本間希樹先生をお招きし、「見えない」ブラックホールをどうやって「見る」のか、画像から何が分かるのか、科学コミュニケーターがじっくりお話を伺います。

日 時:7 月 10 日(日) 13:00~14:00
会 場:3 階 常設展内特設「Mirai can ステージ」
参加方法:当日先着順
登 壇:本間希樹氏(国立天文台教授、水沢 VLBI 観測所所長)

3.未来の体験が盛りだくさんの「つくる」ゾーン

未来館には、複数の研究プロジェクトが常駐する研究現場があります。

アクセシビリティ技術の研究開発を未来館自身が外部の研究機関等と共同で進めるコンソーシアム「未来館アクセシビリティラボ」と、個性豊かな研究者たちが研究をおこなう「研究エリア」です。

未来館をフィールドに行われているこれら 12 の「未来をつくる」研究を、展示や体験イベントを通して紹介します。

特集コーナー「未来をつくる研究ラボ」

「未来館アクセシビリティラボ」と「研究エリア」で研究を進める全 12 プロジェクトを、展示を通して一挙に紹介します。
研究者たちはどんな未来を思い描き、研究に取り組んでいるのでしょうか。

研究者の思いを見て感じた来館者からの
メッセージを、メッセージカードを通して研究者に届けます。

開催日時:7 月 8 日(金)~7 月 10 日(日)10:00~17:00
会 場:5 階特設「つくる」ゾーン

AI スーツケース体験会

視覚障害者向け自律型移動支援ロボット
「AI スーツケース」 (提供:日本科学未来館)

視覚障害者が自由に街を移動できる、そんな未来を感じていただく機会として、自律型の移動支援ロボット「AI スーツケース」の体験会を開催します。

全盲・弱視者向けの体験会ですが、どなたでもお申込みいただける回を設けています。

日 時:7 月 8 日(金)   ①15:30~17:00
7 月 9 日(土)   ①10:30~12:00 ※②13:00~14:30 ※③15:30~17:00
7 月 10 日(日) ①10:30~12:00 ※②13:00~14:30 ※③15:30~17:00
会 場:5 階 常設展示ゾーン(受付は 5 階特設「つくる」ゾーン)

対 象: ※の回は全盲・弱視者のみ、その他はどなたでも参加可能です。(各回定員 4 名)

AI スーツケースの仕様により身長制限などありますので、詳細は WEB サイトをご確認ください。

参加方法:事前申し込み制(空席状況により当日受け付けあり)

ろう・難聴者向け展示ツアー

透明字幕パネル「See-Through Captions」 (提供:日本科学未来館)

「耳が聞こえる人と聞こえない人とのコミュニケーションをスムーズにしたい」という思いから開発された透明字幕パネル「See-Through Captions」(シースルーキャプションズ)を使って、科学コミュニケーターとともに展示をめぐるツアーを開催します。
(主催:日本科学未来館、JST CREST xDiversity 協力:株式会社ジャパンディスプレイ)

日 時:7 月 8 日(金)  ①13:00~13:40 ②15:00~15:40
7 月 9 日(土)  ①13:00~13:40 ②15:00~15:40(手話通訳あり)
7 月 10 日(日)①13:00~13:40(手話通訳あり) ②15:00~15:40
会 場:3 階 常設展示ゾーン(受付は 5 階特設「つくる」ゾーン)
対 象:ろう・難聴者と同伴者。1 回 2 組まで。
参加方法:事前申し込み制(空席状況により当日受付あり)

4.その他にも、楽しく未来を想像し、体感するイベントが盛りだくさん!

「未来を育てよう!未来缶プランター作りワークショップ」

Mirai can FES の 3 日間限定ワークショップ。

空き缶など好きな形の缶を、Mirai can FES のオリジナル限定ステッカーなどでデコレーションし、自分だけの「未来缶プランター」を作成できます。あなたが思い描いた“かなえたい未来”を「Mirai can カード」に記入して「未来缶プランター」に種を植えます。

「Mirai can カード」と「未来缶プランター」はお持ち帰りできます。

ご自宅でもぜひ未来の種を育ててみましょう。

日 時:7 月 8 日(金)~7 月 10 日(日)10:00~17:00
※8 日(金)のみ 13:00~
会 場:3 階 常設展内特設「Mirai can ステージ」横
参加方法:随時 ※先着順、各日実施数限定

Miraikan Kitchen(キッチン)に代替肉の新メニュー登場!

新メニュー「NEXT メンチカツサンド」 (提供:日本科学未来館)

植物性タンパクなどを原料とし、動物性の食肉と比べて環境負荷が小さいと言われる代替肉。

レストラン「Miraikan kitchen」では、昨年 10 月より未来の食材を考える機会として代替肉を使用したメニューを提供してきました。

7 月 8日からは新メニューとして「NEXT メンチカツサンド」と「NEXT ライスバーガー」が登場します。

Miraikan kitchen 代替肉メニュー ※金額は税込

NEXT メンチカツサンド(650 円) <NEW>
NEXT ライスバーガー(680 円) <NEW>
NEXT カルビプレート(980 円)
NEXT 牛丼(980 円)

今後も未来館は、一人ひとりが自分らしく生き、ワクワクする未来をつくっていく社会の実現に貢献するため、ミュージアムの枠を超えてさらなる変化を目指します。

科学技術をわかりやすく伝えるだけでなく、さまざまな課題解決や未来社会づくりに取り組む研究者・企業などの最先端科学技術に、年代や国籍、障害の有無などに関わらずあらゆる人がいち早く触れ、体験できる場(プラットフォーム)づくりを推進していきます。

【日本科学未来館とは】

東京・お台場にあり、観光スポットから足を延ばして、気軽に科学・技術に触れることのできる場所です。

展示をはじめ、トークセッション、ワークショップなど多彩なメニューを通し、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術が体験できます。

公式サイト:https://www.miraikan.jst.go.jp/

開館時間:10:00~17:00(入館券の購入および受付は16:30まで)
所在地::東京都江東区青海 2-3-6 日本科学未来館
電話番号: 03-3570-9151(代表)
アクセス:新交通ゆりかもめ 「東京国際クルーズターミナル駅」下車徒歩約 5 分/「テレコムセンター駅」下車徒歩約 4 分
東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車徒歩約 15 分

あとがき

いかがでしたか?

内容盛り沢山だし、このチャンスでしか体験できないようなこともあるので、何度も訪れている人でも、今回が初めての人でも楽しめるイベントだと思います!

いけだとしては、やっぱり「ジオ・コスモス」と「ブラックホール」についてが気になっちゃいますね!

ブラックホールって何でも吸い込んでしまう怖いものってイメージがあったりますが、実は研究が進んでして解明されている事柄も増えてきています。

連日猛暑日が続いているので、熱中症対策としても室内の涼しい環境が好ましいですが、お出かけもした!という方は日本科学未来館で、“未来の可能性に触れて、感じて、体験する”このイベントに足を運んで、科学に、そして未来に触れてみてはいかがでしょうか。