みなさんこんばんは⭐️

宇宙ビジネスMEDIA編集長の池田 真大(いけだ まさとも)です。

タイトルを見れば一目瞭然ですが、スノーピーク社とシタテル社の共同開発で制作された宇宙船内服を一般仕様にした『Space Life Comfortable』が販売開始されるとのことで、リリース情報を頂いたので掲載します。

宇宙船内服の一般販売は、ビームス社が野口宇宙飛行士の船内活動服を手がけたぶり。

早速リリースをどうぞ。

News Release

株式会社スノーピークは、シタテル株式会社と共同で開発し、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載可能の認定を受けた宇宙船内服を一般仕様にした地上販売品「Space Life Comfortable」シリーズを10月4日(火)より一部直営店舗およびオンラインストアにて発売いたします。

「Space Life Comfortable」シリーズは、過酷な環境下における宇宙飛行士や宇宙旅行者のQOL(Quality of Life)向上を目指し、『究極のノンストレス・ウェア』として、スノーピークとシタテルが共同で開発した宇宙船内服を一般仕様にした地上販売品です。

同シリーズでは、無縫製で編みあげられた衣服「ホールガーメント」を大部分のパーツで採用。

ごわつきが無く、伸縮性も高いため着心地がよく、且つ生地ロスが発生しにくいため、環境にも配慮した製品となっています。

ホールガーメントで再現できないテクニカルなパーツには一部縫製を入れることで、着用した際の不便さを可能な限り抑え、ハイブリッドなウェアを実現。

素材面では、ウールポリエステル素材の糸「NIKKE AXIO(ニッケアクシオ)」をベースにしています。

蒸れにくく、臭いにくいという本来のウールの特性を生かしながら、優れたストレッチとソフトな肌触りや、毛玉ができにくく丈夫で長持ちするという特徴があります。

消臭・抗菌機能も付加しているため、地上と宇宙空間という場所に依存しないシームレスで、快適且つストレスフリーなアイテムとなっています。

同シリーズは、プルオーバーとロングパンツの2アイテムで、カラーはブラックをご用意。

(Space Life Comfortable Pullover)

(Space Life Comfortable Long Pants)

プルオーバーとロングパンツともにS / M/ Lの3サイズを展開し、ユニセックスで着用いただけるアイテムです。

宇宙飛行士向けの船内服開発においては、国際宇宙ステーション(ISS)での着用を想定した改良を重ねてきました。

その際には、JAXA宇宙飛行士である若田光一氏にもISSでの着用の観点からフィードバックをいただきました。

無重力という宇宙環境で、ポケットの中に入れた物が出てしまわないよう、パンツのポケットに使用しているテープを引っかかりの少ないタイプに変更するなど、細部までこだわっています。

2022年10月4日(火)午前1時45分(日本時間)に打上が予定されているクルードラゴン宇宙船5号機(Crew-5)でISSに搭乗される若田氏には、実際にISSで宇宙飛行士仕様の船内服を着用いただく予定です。


宇宙飛行士が着ている船内服の地上版としての注目が集まりそうですよね。

『ファッション×宇宙』としての試みがどんどん広がれば、実際に宇宙旅行にたくさんの人たちが行くようになった時に、おしゃれが出来たり、個性を出すための選択肢がたくさんあった方が楽しいですからね!

宇宙は遠い場所のように感じられますが、地上からたった100km上空です。

そう考えると近い存在ですが、可能性の宝庫なので地球上にあるもの全て、宇宙でも必要となる時代がすぐそこまできています。

今回は、宇宙船内服でしたが、今後は宇宙でのアクセサリーや美容といった分野でもどんどんリリースが発表されることを楽しみにしていましょう!